平成20年度佐賀県協同組合女性連絡会役員研修会
「佐賀県協同組合女性連絡会」は県内の生協、農協、漁協の女性組織で構成しています。
嘉瀬川ダム工事視察、肥前名尾和紙工房見学
今回の研修会は「嘉瀬川ダム」の役割とダム工事の現状視察、「肥前名尾和紙工房」の見学を行い、役員の見聞を広げる目的で開催されました。(佐賀県生協連女性連絡会、JA佐賀県女性組織協議会、佐賀県漁協女性部連合会、参加10名)
2008年9月18日(木) |
嘉瀬川ダム ダムづくり情報館・ダム工事現場
肥前名尾和紙工房 展示館 |
・嘉瀬川ダム
嘉瀬川ダムは、下流における洪水被害軽減、既得取水の安定化及び河川環境の保全等のための流量確保、佐賀西部地域への農業用水の確保、および佐賀市周辺地域における都市用水を確保する多目的ダムして平成23年の完成に向けて建設されています。
コンクリートの原料となる岩石等は現地調達しコスト削減が行われています。
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ダムづくり情報館で説明を受けました |
嘉瀬川ダム工事現場(44%完成率) |
・肥前名尾和紙工房
三百年以上の歴史を持つ名尾和紙は原料づくりからの一貫生産をされています。手間暇かけて趣の有る名尾紙が出来上がります。名尾和紙の大きな特徴は原料に楮(こうぞ)でなく梶(かじ)を使っていることです。楮の原料である梶は丈夫で長い繊維を持っています。質が緻密でありシャキッとした感触と透明感を持つ名尾和紙は提灯や壁紙、書道用紙をはじめ季楽博多・銀座店の装飾品などさまざまな分野に利用されています。
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紙漉きの作業 六代目谷仙 |
光を透かして見ると趣のある名尾和紙 |
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