協同組合の原則
●世界の協同組合が考えた「たいせつなこと」
世界中の協同組合が集まってつくっているICA(International Co-operatives Alliance = 国際協同組合同盟)という組織があります。ICAでは「協同組はどんなことを大切にするべきか」「協同組合はこれからの社会でどうあるべきか」といったことを議論し、1995年のICA総会で新しい協同組合原則を採択しました。これは、現在、世界中の様々な協同組合の指針となっており、日本の生協もこの原則に則って運営されています。
●協同組合とは【定義】
協同組合は、共同で所有し民主的に管理する事業体を通じ、共通の経済的・社会的・文化的ニーズと願いを満たすために自発的に手を結んだ人々の自治的な組織です。
●大切にすること【価値】
協同組合は、自助、自己責任、民主主義、平等、公正、そして連帯の価値を基礎とします。それぞれの創設者の伝統を受け継ぎ、協同組合の組合員は、正直、公開、社会的責任、そして他人への配慮という倫理的価値を信条とします。
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