生協の連合会とは
◇生協はそれぞれ独立した「法人」
「生協法」に則って設立され、認可されると「生協」として事業を行うことができます。生協には、地域をベースに購買事業などを行う「地域生協」、学校や大学をベースに購買事業などを行う「学校生協」「大学生協」、医療サービスを提供する「医療生協」、共済事業を行う「共済生協」などがあります。それぞれが独立した法人として組織運営と事業活動を行っています。
◇複数の生協が協力してつくる「連合会」
複数の生協が協力するためのしくみとして、「連合(会)」という組織が作られています。
●都道府県生活協同組合連合会(県生協連または県連)
都道府県内にある生協の連絡・交流組織や行政に対応する窓口として、都道府県ごとに生協連が作られています。佐賀県生協連もその1つです。
●日本生活協同組合連合会(日本生協連または日生協)
全国の生協が協力して設立・運営しているのが日本生協連です。全国の生協で取り扱う商品の開発と卸売り事業のほか、カタログ事業なども行っています。また、全国の生協で行われている諸活動の支援や交流の促 進、生協全体の利益を代表しての渉外広報活動なども行っています。
●事業連合
いくつかの生協が共同して行う事業(商品の開発や仕入れ、店舗の運営、共同購入カタログの制作など。内容は事業連合ごとに異なります)を進めるための組織です。2008年10月現在、コープ九州事業連合、グリーンコープ連合など、全国に13の事業連合があります。(事業連合に入っていない生協もあります)
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